AGAと筋トレの都市伝説

男性でも女性でも、性別や年齢に関わらず、異性の視線を気にして自らの体をより魅力的に維持したいと思うのは共通した事です。特に体にコンプレックスのある部分関しては、他の場所よりも気になってしまうものです。特に男性の中で悩みのタネとなるものの一つが薄毛や脱毛など、髪の毛に関することです。薄毛が目立つようになるのは中年以降の年代の人が多いものですが、最近では20代など比較的若い人でも症状が現れるという人も少なくありません。こうした薄毛などの原因として、過度な筋トレを行うことが良くないという都市伝説がまことしやかに語られていますが、この噂の信憑性については、大きな疑問が残るものでもあります。

 

多くの男性が抱える薄毛の症状は、男性型脱毛症と呼ばれるもので、これはAGAという名前でも知られているものです。この症状は、男性ホルモンの一種であるテストステロンの働きが起因するとされていますが、筋トレなどの無酸素運動をすることによって、このテストステロンが増加するということも事実として存在しています。このことが噂の由来となっていると思われますが、この両者の因果関係には医学的な見地では根拠無しというのが事実です。しかし、AGAは遺伝的要因も非常に大きく関係するもので、遺伝的にハゲやすい人と、ハゲにくい人で、こうした無酸素運動による影響には違いがあります。
テストステロンは、薄毛を引き起こすジヒドロテストステロンに変容することが知られており、その量が多くなるほどその影響も大きくなります。
しかし、遺伝的にハゲにくい人は、テストステロンの量が増えても男性型脱毛症を発症することがありません。そのため、無酸素運動を行うことによって、即薄毛の原因にならないということになります。

 

こうした薄毛の症状を改善するには、ジヒドロテストステロンの生成を防ぐのが最も有効な方法で、そのためにはジヒドロテストステロンを生成する原因物質である5αリダクターゼと呼ばれる酵素の働きを抑制する治療が有効です。そのため、遺伝的にハゲやすい人が無酸素運動を行いたい時には、事前に5αリダクターゼの働きを妨げる薬品を服用するのが有効な方法といえます。
また、無酸素運動ではなく、ジョギングやスイミングなどの有酸素運動は、ジヒドロテストステロンを減少させる効果があることが分かっているので、ダイエットや健康維持のための運動には有酸素運動を選ぶと、髪の毛の心配もせずに行うことができます。”

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